レンズデータの意味と見かた

レンズデータの意味と見かた

BCとは?

ベースカーブ(Base Curve)の略で、レンズの湾曲度合を示します。単位はmmです。
人間の眼球は球体のため黒目も湾曲しており、その度合いには個人差があります。
カラコンは目に直接装着しますので、目の湾曲(カーブ)にレンズの湾曲を合わせフィットさせる必要があります。

BCの数値の違い
BCの数値が小さいほどカーブがきつくなり、数値が大きいほどカーブがゆるくなります。
(例/BC:8.4の方がカーブがきつく、BC:9.0の方がカーブがゆるいです。)
BCが目に合わないとどうなるの?
自分の目よりレンズのカーブがゆるい場合には、レンズが正しい位置にフィットせず上下左右にずれることがあります。
自分の目よりレンズのカーブがきつい場合には、レンズによって眼球が圧迫されたり、レンズのエッジが当たることで痛みや異物感を感じることがあります。
装用したレンズが外れてしまうという場合にもBCの不一致が考えられます。
自分に合ったBCはどうしたら分かるの?
自分の目に合ったBCの数値は眼科医院で検査を受けることで知ることができます。

DIAとは?

ダイアメーター(Diameter)の略で、レンズ直径を示します。単位はmmです。

DIAの大きさ
現在(2014年)日本国内で販売されている承認済みカラコンは、DIA13.9~14.8mmのものが中心です。
視力矯正に使用する透明なコンタクトレンズでは14.0mmの製品が多いですが、カラコンでは14.0mmだけでなく、黒目を大きく見せる目的で14.2mm~14.8mmといったレンズ直径が大きい製品も多く販売されています。

含水率とは?

カラコンを含め、ソフトコンタクトレンズはレンズ内に水分を含んでいます。
レンズが含んでいる水分の割合を含水率(がんすいりつ)といい、単位は%です。
カラコンに多い含水率38%程度のレンズは「低含水」に分類され、含水率50%以上のレンズは「高含水」に分類されます。

「低含水」と「高含水」
低含水レンズと高含水レンズには、それぞれメリット・デメリットがあります。
『高含水=良い』『低含水=悪い』というものではありません。
「低含水レンズ」のメリット・デメリット
低含水レンズのメリットは、装用中に感じる目の渇きが少ないことです。
装用中のレンズが取り込む水分は【涙】です。低含水レンズは取り込む水分量が少ないので、レンズに取られる涙の量が少ないため、高含水レンズに比べ目の渇きを感じにくいとされています。
低含水レンズのデメリットは、異物感を感じやすい点と、酸素透過率が低い点です。
レンズが含む水分量が少ない低含水レンズは、高含水レンズと比べてレンズが硬いため、装用時にゴロゴロと異物感を感じることがあります。
また、目に供給される酸素は水分を媒体としていますが、水分量が少ない低含水レンズはレンズの中を通る酸素量が少ないためレンズを通して目に供給される酸素が少なくなります。
※酸素透過率はDIA(レンズ直径)の影響も受けるので、低含水レンズと高含水レンズを比較して、必ず低含水レンズの方が透過率が低いというものではありません。
「高含水レンズ」のメリット・デメリット
高含水レンズのメリットは、異物感が少ない点と、酸素透過率が高い点です。
レンズ内に多く水分を含む高含水レンズはレンズが柔らかいので、装用時の異物感が少ないとされています。
また、レンズが酸素を多く通すので、目に届く酸素が多いことがメリットです。
高含水レンズのデメリットは、涙を多くレンズに取り込むため、装用から時間が経つと涙の量が少ない方は特に目の渇きを感じる可能性があります。