カラコンご購入に関する注意事項

カラーコンタクトレンズは高度管理医療機器です。
高度管理医療機器とは、副作用や障害が生じた場合に生命や健康へのリスクが高い医療機器で、腎臓透析器やAEDなどが含まれます。
コンタクトレンズはその使用・管理が一般の使用者に委ねられた高度管理医療機器です。

必ず守ってほしいこと

●眼科を受診して購入してください

自分の目に合わない製品を使用すると、装用時の異物感などの原因となります。
また、ドライアイやアレルギーなどでカラコンが装用できない場合もあります。
<度なし>をご使用の場合にも必ず眼科を受診してから自分の目に適したカラコンを購入してください。

●眼科で定期検診を受けて下さい

問題なくカラコンを使用している場合でも、自覚症状がない異常・問題が生じる可能性があります。
3ヶ月に1回(または眼科医の指示に従い)を目安に眼科で定期検診を受けて下さい。

●正しいレンズケアを行って下さい

繰り返し使用するタイプ(1day以外)のカラコンは使用を続けるうちに雑菌や汚れがレンズに付着します。
正しいケアを行わないと雑菌や汚れは除去できません。
汚れたままのレンズを装用することは重篤な眼障害の原因となります。

知っていてほしいこと

●レンズデータの見かた

カラコンを購入する時、レンズカラーやデザインの他に、レンズ選びに必要な数値があるのをご存知ですか?
BC、DIA、含水率…これらの数値はレンズの仕様を表しています。
カラコン選びでは、デザインだけでなく自分の目に合った仕様の製品を使うことが大切です。

●カラーコンタクトレンズの危険性

カラーコンタクトレンズは、透明なコンタクトレンズに比べてレンズが厚く、酸素透過率が低いため長時間の装用には適しません。
また着色色素には金属を含むものも多いためアレルギーを起こす可能性があります。
カラーコンタクトをご使用の方に多く見受けられるのは、【度なし】だからと購入前に眼科医院を受診しないケースです。
眼科医院では度数(視力矯正力)だけでなく、BC・DIAの適した数値や、アレルギー、涙の量などコンタクトの装用全般の検査を行った上で使用可能なレンズを処方しています。

誤った使用・ケアが原因で生じる眼障害の一例

●角膜血管侵入(かくまくけっかんしんにゅう)

角膜(黒目の部分)は本来透明で、血管が無い組織です。しかし、コンタクトレンズの使用によって角膜が慢性的な酸素不足となった場合に角膜が酸素を得るため、周辺の結膜などから血管が侵入し、角膜の中央に向かって延びていく障害です。

●角膜血管侵入(かくまくけっかんしんにゅう)

レンズの汚れなどが原因で、結膜(まぶたの裏側)にブツブツができる眼障害です。

●感染性角膜炎(かんせんせいかくまくえん)

角膜に傷が付いている場合などに、細菌やカビ、アカントアメーバなどが感染して炎症を起こす病変です。
痛み・目がゴロゴロする・白目の充血・涙が出る・まぶたが腫れる・黒目が白くなるといった症状が起こり、放置すると角膜潰瘍を起こすこともあります。

●角膜潰瘍(かくまくかいよう)

角膜に傷が付いたり抵抗力が低下した際に、細菌やカビなどが原因で生じる角膜の病変です。
症状として、角膜に灰白色の濁り(潰瘍)が生じ、視力低下・白目の充血・痛みなどが起こり、進行すると潰瘍が大きくなり、失明の危険もあります。

記載したものは眼障害の一例に過ぎません。 誤った使い方は失明に繋がる危険があります。 正しいケア・使用を行い、眼障害から自分の目を守りましょう。

絶対にしてはいけないこと

●使用期限を過ぎたレンズの装用

開封後のレンズは、定められた<単回(1day)・2週間・1ヶ月>の使用期限内に交換してください。
まだ使えるからと使用期限を過ぎて使用した場合、予期せぬ不具合・異常が生じる危険性があります。

●異常があるレンズの装用

破損(傷や汚れ)があるレンズは装用しないでください。 装用時に痛み・視界不良などの異常を感じた場合には、レンズの装用を中止してください。

●レンズを装用したまま眠る

『終日装用』のレンズは連続装用できません。眠る際(仮眠含む)は必ずレンズを外してください。
睡眠時はまばたきなどの動きが減り、レンズも動かなくなるため、起きている時以上に目に酸素が届きにくい状態です。
また、涙の量も減るのでレンズが渇き、目にレンズが貼り付いてしまいます。

※万一、レンズを装用したまま眠ってしまった場合、レンズを無理に剥がすと角膜を傷付け危険です。
その際は、コンタクト装用時に使用可能な目薬・人口涙液などで十分に目とレンズを潤し、目の上でレンズが動くことを確認の上でゆっくり外してください。

●レンズの貸し借り

他人が使用したレンズの貸し借りは、レンズを媒介とした眼病感染の原因となります。
眼病の原因菌は通常のケアでは取り除ききれないものもありますので、ケアの有無に関わらず、他人が使用したレンズは決して装用しないでください。
自分の目であっても、左右の度数が同じだからとレンズを入れ替えることはしないでください。片方の目が眼病感染に感染していた場合、両目とも感染する原因となります。

●コンタクトレンズの重ね着け

コンタクトレンズを重ねて装用することは大変危険です。

2枚のレンズを重ねることで、正しい視力矯正が行われず視界不良の原因となります。
2枚重ねることでレンズが厚くなり、酸素透過率がさらに低下し、目に必要な酸素が供給されません。
レンズの形状が変わり、目の上で正しい位置にレンズがフィットせず、異物感や目に傷を付ける原因となります。
くっついた2枚のレンズを剥がすことでレンズ破損の原因となります。

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